*ウツクシキ 人々 vol.1 Natsumi Osemachi
2020-10-01

朗読教室ウツクシキ では、オンラインレッスン「一つの物語をじっくり朗読するコース」 受講生による朗読を「ウツクシキ 人々」としてご紹介しています。
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『よだかの星』
作:宮沢賢治 / 朗読 : 大勢待夏美(朗読教室参加者)

photo by yasufumi manda





vol.1
よだかは、実にみにくい鳥です。
顔は、ところどころ、味噌をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています・・・・・


Vo.2

ある夕方、とうとう、鷹がよだかのうちへやって参りました。
「おい。居るかい。まだお前は名前をかえないのか。ずいぶんお前も恥はじ知らずだな・・・・



Vol.3
よだかが思い切って飛ぶときは、そらがまるで二つに切れたように思われます。一疋の甲虫が、夜だかの咽喉にはいって、ひどくもがきました。よだかはすぐそれを呑みこみましたが・・・・




Vol.4
「お星さん。西の青じろいお星さん。どうか私をあなたのところへ連れてって下さい。灼けて死んでもかまいません。」オリオンは勇ましい歌を続けながらよだかなどはてんで相手にしませんでした・・・

*次回へ続く


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